13Apr

「て」や「たれ」などの着物ワードを聞いた事がある方も多いかもしれませんが、実際どういう物なのか知っていますか?
「て」と「たれ」は帯の端っこの事であり、お太鼓の横から出ているのが「て」で、お太鼓の下から出ている部分を「たれ」と呼ぶのですが、手先は「て」の先端部分の事を表していて、垂れ先は「たれ」の先端部分の事を表しているのです。
帯を見てみて、折り癖が付いている方が「て」で、折り癖が付いていないのが「たれ」だと見分ける事ができますよ。
帯によっては綺麗に見えるようなポイント柄が描かれている場合がありますが、その柄が描かれている部分に近い方が「たれ」なのです。
帯によっては柄に向きがある物もあり、巻いた時に綺麗に見える向きを意識すると「たれ」がどっちにあるのかすぐ分かりますよ。
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